タブレットに依存しすぎは良くない?

もちろん全科目タブレットで学習することは間違いではありません。ただ、学校の授業やテストはタブレットではなく紙によって行われます。そのため、タブレットだけでしか勉強していないと、学校で勉強することがだんだん億劫になってきます。
私の周りでも実際にそういった話を聞きます。そうなってしまっては元も子もないので、依存しすぎず、紙教材もタブレット教材もバランスよく使っていきましょう。

タブレット教材は苦手克服に最適

タブレット教材は苦手を克服するのに適しています。

動画による解説は非常にわかりやすく、紙教材での解説で理解できなかった子供でも理解できます。また、動画は何度も再生が可能なので、学校の授業のように聞き逃す心配もありません。ウチの子はタブレットの中に先生がいるみたいと言っていました。

また、子ども一人一人の苦手分野などに合わせて問題を選んでくれる点も重要です。紙教材では自分で苦手な分野を判断しなければいけませんが、タブレット教材なら、テストや問題の結果からデータを分析し、より正確な苦手分野を割り出してくれます。親が苦手な分野を分析して勉強を見てあげる必要もないので、この機能には本当に助けられています。

全教科をタブレット教材にするのは危険

便利なタブレット教材ですが、分けるのは面倒だからまとめて全部タブレット教材にしちゃおう、と考えてはいませんか?その考え、ちょっと待ってほしいです

冒頭で述べたように、勉強をすべてタブレット教材だけでやってしまうと、学校の勉強へのモチベーションが低下してしまう可能性があります。

タブレット教材での学習は楽しく、わかりやすいです。苦手を克服するために必要なものがすべて詰まっているといっても過言ではありません。ただ、現時点では紙での学習が世の中の周流であることは事実です。あくまで、苦手科目を克服するためのサポート教材としてタブレット教材を利用し、紙教材とバランスよく学習した方が良いでしょう。

理科・社会にはあまり効果がない?

タブレット教材は便利でわかりやすいですが、教科によって相性が良いものと悪いものがあります。

英語・国語・数学はロジカルな考え方が必要ですので、理解のしやすいタブレット教材との相性は抜群です。

しかし、理科・社会は、どちらかというと暗記的な部分が多い気がします。理解のしやすさというよりは、実際に紙に書いたりして覚えることの方が重要な科目だと思うので、わざわざタブレット教材を使う必要はないかもしれません。

教材を選ぶ際には英語・国語・数学に対応しているかしっかり確認しましょうね。

タブレット学習の基礎知識

調査概要

  • ・対象商品:すらら(https://surala.jp/)
  • ・調査内容:保護者が選ぶ タブレット教材 第1位
  • ・調査方法:インターネット調査
  • ・調査期間:2020年4月13日~14日
  • ・調査概要:タブレット教材10商品を対象にしたサイト比較イメージ調査
  • ・調査対象:全国の20代~50代の男女(小学生~高校生の子どもを持つ保護者の方)1039名
    ・アンケートモニター提供元:ゼネラルリサーチ